2025年3月15日(土)
東京ライブまであと31日 西宮ライブまであと36日
歌手が同じ13曲を半年間毎日毎日 唄い練習し続けたらどうなるのでしょうか?
その結果証明が私でして 責任重大です
この13曲に関しては世界一味わい深いレベルになっていないと駄目ですが 果たしてどうでしょうか?
もちろん 試行錯誤を繰り返し 13の曲目自体も変わりましたし 歌詞も曲も変化を遂げています
目指したのは 全曲感動的であること 全曲花があること です
アルバムに納めるのは良いが ライブには向かない名曲というのもあります
たった13曲しかないのだから 全曲 豪華絢爛 珠玉の粒ぞろいでなければいけません
人間離れした 神がかったような 夢の世界を作り出さなければ駄目なのです
妥協なき 迫力 美 安らぎ などが超一流であるべきです
本番前だけ猛練習してもダメです それは一夜漬け丸暗記の勉強のようなものです
毎日練習してこそ しかも猛練習してこそ 成果が出るのです
今 私はそれができる状況環境にいますので 精いっぱいやらないと勿体ないし ばちが当たります
Big Riversライブが半年に一度なので180日間練習できますが
これからライブ回数も増やしたいので そうなると そんなにたっぷり練習できません
現に4月ライブが終わったら ソロライブの準備を1ヶ月でやらなければいけません
それも自分への試練ですが 毎日練習するということには変わり有りません
某プロレスラーに「練習しない日は何をしてるのですか?」と質問したら
「練習しない日なんてありません 毎日 試合以外は 練習してます」と答えてました
どの世界でも何の世界でも 同じですね
私は 格闘技の試合を見ると その日々の練習量が想像でき 自分も頑張らねばと 凄く燃えます
でも息抜きも必要です 趣味の何かをしたり あるいは何もしないでボ~とする時間です
私の場合は 毎週土曜日の午前中 市内の海へ釣りに行きます
海に行くと 楽器の練習をしている人がいます
それが私には 微笑ましいというか 頑張れと応援したくなります
でも 周りの釣り人達は 「うるさいなぁ」と迷惑そうです
話はそれましたが 適度な息抜きをした方が 練習も充実するでしょう
私の場合 アルコールでストレス発散するのは 逆に練習に悪影響を及ぼすので 断酒しました
日々の散歩も もちろん気分転換ですが どちらかというとステージの為の体力作りです
もう5ヶ月が過ぎ いよいよ ラスト1ヶ月となりました
この1ヶ月の練習が本番に直接影響する大切なものとなります
5ヶ月前の唄い始めは 力んで気張ってとげとげしいのですが
歌い込めば歌い込むほど 軽くまろやかに そして熟成され 味わい深くなります
カレーのようなものです
2025年3月14日(金)
東京ライブまであと32日 西宮ライブまであと37日
4月東京ライブ行の新幹線を予約しました
その勢いで 4月東京ライブの「予約を乞うメール」を皆に送りました
「行きます」の返事を頂いたら メーリングリストの名前を赤に変えます 来れない人は青色に 返信の無い人は灰色にします
リストがまっ赤に変わるときが一番嬉しいです ありがとう ありがとう ありがとうございます
更に 4月東京ライブに唄う曲の音源と楽譜をメンバーに送りました
今回は東京に 釣りにいつも持って行ってるポットと珈琲ドリップパックを持って行こうと思います
ホテルの飲み放題珈琲がまず過ぎるからです
実はもうひとつ持って行きたいものがあります それは 玉子とマヨネーズだけのサラダです
これと珈琲があれば あとはパンを買えば 事足ります
うん? 珈琲も玉子サラダも 現地で買えばいいか?
こうやって 一日一日 半年に一度の大イベント東京行きが近づいてきます
窓外の新緑の枝には 野鳥が入れ代わり立ち代わり飛んで来てくれます
心臓も喉も絶好調です
2025年3月13日(木)
東京ライブまであと33日 西宮ライブまであと38日
マイクの使い方も歌唱力のひとつです
マイクを体の一部のように使いこなせるとステージ映えします
別に振り回せと言っているのではありません
一番大切なのは 口とマイクの距離のコントロールです
それしだいで 上手にも下手にも聴こえます
さ行 た行 は行 ば行 などは息を直接マイクに当てないように留意すべきです
私はそんな時 マイクを離すのではなく 1cmほど横向けてずらします
或いは 1cmほど横に息を吹きかけます とにかく ちょっとだけポイントを外すのです
もちろん マイク自体の性能も PAとの相性も大切です
一般的に有名なマイクは Shure sm58 です わが国では「ゴッパチ」などと呼びますが
私には高音が籠っている感じに聴こえます 多分 ハウリングを抑える為だと思います
楽器店等で色々 テストさせてもらって気に入ったマイクに出会うのも楽しみです
因みに私の使っているのは「TELEFUNKEN M80」です
私はマイクにスポンジカバーを付けます ウィスパー時に 唇をマイクに付けるからです
顎髭がマイクに少し当たる感じも ウィスパー時に役立ちます
シャウトも マイクとの距離によって使い分けます
マイクを離している時は 絶叫シャウトしますが これは喉の訓練と体力が要ります
マイクを近づけて 軽くするのは シャウトというより溜息的です
喉を痛めないようにシャウトもコントロールが必要です
ロングトーンも然りです
あまりマイクを離し過ぎるとPAに乗らず 録音にも入っていないことがあります
口から凄く離してヘソの辺りに持って 声量があるのを自慢したげに唄う人もいますが
それは単なる生声で マイクとPAを使っている意味がなくなってしまいます
声が割れないように上手くマイクで拾うのも ボーカリストに必要なテクニックです
私は シャウトと呻き声とロングトーンを組み合わせたような オリジナル唱法をよく使います
毎日毎日練習していると 思わぬ唱法が生まれるものです
誰かの真似ではなく 唯一無二の唱法を得たら 独特な個性になります
ボーカリストは PA操作や録音の知識があると 非常に役に立ちます
ライブハウス等で音の出方の系統が分かるからです
それによりマイクコントロールも変幻自在にできるのです
私は家で練習する時も マイクを使います
PAを通していない空マイクか 小さい音でPAから出して 唄います
マイク扱いに慣れる為と 本番を想定してその気分で唄うためです
超一流の歌手は マイクの使い方も超一流です
管楽器奏者も然りで それが上手い人は見ていて惚れ惚れします
2025年3月12日(水)
東京ライブまであと34日 西宮ライブまであと39日
この随筆は誰にも何処にも存在を教えていませんが 読まれたくないのなら web上に挙げなくていいのに
架空の誰かが読んでいると想定して書いている訳でして
その架空の誰かとは自分でもありまして 実にやっかいなことを始めてしまいました
歌と演奏とライブのことを綴っているので ミュージシャンには参考になるかもしれんせん
80歳くらいまで続けたら 何か意味のあるものになるかもしれません
毎日練習してると この曲はもう練習しなくても唄えると思っても
お客さんの為に唄うのだから やっぱり練習します
お客さんが「待ってました」という嬉しそうな顔をしてくれるのは最高に幸せです
お客さんから予約を承りますと メーリングリストのその人の名前を黒文字から赤文字に変えます
この赤にするときが最高に嬉しいです
ライブはお客さんが居なかったら成立しません
そして自分で集客しないと誰も呼んでくれません
Big Riverが無くなっても Big Rivers のライブに来てくれるお客さんは宝ものです
ありがとう ありがとう ありがとうございます
2025年3月11日(火)
東京ライブまであと35日 西宮ライブまであと40日
西宮に帰ってから もう4回 東京ライブをやりました
2024/4/15 大川 野田 志賀 下梶谷
4/16 大川 片桐 志賀
10/23 大川 野田 下梶谷
10/24 大川 片桐 志賀
あと35日で 2025年の東京ライブをやります
2025/4/15 大川 片桐 野田 志賀 下梶谷
4/16 〃
今回は 全員勢揃いのオールスター出演で これは 初めての体験です
東中野 Big Riverでは狭すぎて 客席が無くなってしまったでしょう
私の歌とハーモニカの調整仕上具合は万全です
試合前のボクサーのような気持ちです
必ずお客さん達のハートをKOします 或いは お客さん達の重圧にKOされますかな
今回は「えっ あの大川がこんな歌を唄うの?」と びっくりばぁ~ するような選曲です
お客さん達の笑顔がイッパイ待ち受けてくれるステージに立てるのが待ち遠しいです
2024年4月は 入口で皆さんをお迎えしました
同10月は ステージから皆さんをお迎えしました
今回は 入口で一人一人 大切にお迎えしようと思います
終演後は後片付けがあり ゆっくりお礼を述べる時間がありませんので・・・・・・・・
西宮ライブでは 私が受付をして 来場者一人一人にお礼を述べようと思います
芝居や寄席で帰るお客さん達を 出演者が見送っている姿 あれは良いですね
2025年3月10日(月)
東京ライブまであと36日 西宮ライブまであと41日
昨日は4月ライブでやる13曲のデモ録音を作りました
EBRのメンバーに一応送ります
口で上手く説明できなくても 録音を聴けば雰囲気が分かって貰えるでしょう
私として出来る限りのことをしておきたいのです
私自身はこの録音を大いに楽しんで作りました
五ヶ月間毎日唄って来たので どの曲もワンテイクで録れました
昼間は録音 夜は編集で 一日が終わりました
今日は朝から 完成したデモ録音を聴きました
唄い演奏しているときは 精いっぱいやってるのですが
第三者的に離れて聴いてみると 御客さんにはこんな風に聞こえているのかと勉強になります
現時点での自分が認識できて良いです
前回もそうでしたが これから毎日のように何度も聴きます
するといろんなアイデアが湧いてきて もう一度録り直したくなります
録り直しても また 録り直したくなり ゴールがなく永遠にキリがありません
その時 その時点の 自分と思うしかありません 写真見たいなものです
私の 一番のファンは私であり 一番のアンチファンも私です
去年の唄い方とは 随分と変わりました
喉に負担をかけないで シャウトやロングトーンを出しやすいようになりました
だみ声と言うか ガラガラ声と言うか 浪曲師のような声も多用しています
また力を抜いてのこぶし回しも多用しています
いずれも 演歌や民謡のようにならないよう オリジナルな唱法を生み出したいです
今はweb上で あらゆるジャンルのあらゆる歌手を聴くことが出来るので便利です
貪欲にいろんな人を聴いて 貪欲に取り入れています
私は詩や曲に何度も手を加えますが タイトルもよく変えます
好きなタイトルは漢字一字です
2025年3月9日(日)
東京ライブまであと37日 西宮ライブまであと42日
某プロレスラーが残した言葉に「客に媚びるな」と言うのがあります
その真意はご本人にしかわかりませんが
私はミュージシャンは「お客さんとは一線を引くべし」だと思っています
大切にし感謝しながらも節度を保つ方が長続きします
某プロレスラーは何万人もお客さんを集めることが出来ましたが
場末無名老音楽家である私はライブで25人呼ぶのにどれだけ苦労しているか
集客次元が違うので「客に媚びるな」と言えるのかもしれません
イベントをして何万人も集客できる人の感覚に一度でいいからなってみたいものです
某歌手さんのドーム球場コンサートを観たことがないので 勉強の為に一度観ておこうと思い 調べたら
まずファンクラブに入り そのうえで抽選だそうで 諦めました
何万人も待つドーム球場に入場する時 どんな気持ちでしょう 気持ちいいでしょうなぁ
ひとりひとりのお客さんというより 全体でひとつの物体・生物に見えるのではないでしょうか?
場末の無名老ミュージシャンには縁のない話です
2025年3月8日(土)
東京ライブまであと38日 西宮ライブまであと43日
もう来月本番なのに もう5ヶ月練習してきたのに 4月に唄う曲の編詩編曲が まだ浮かんでくる
それは本番当日まで続く だから 曲は生き物だと言うのです
歌とハーモニカも然りで 完成もゴールもないのです
YouTubeで某役者さんが歌手としてライブしているのを観ました
私の好きな役者さんで その唄い方がまるで舞台の台詞のように 説得力があるのです
勉強になるのでしばらく観ていたのですが 歌唱力に段々粗が見えてきました
声のコントロールが弱いのです
彼は役者で歌手じゃないのだから仕方ないでしょう
逆に歌手が映画などに出ると 役者さんからすると粗が見えるのでしょう
でも彼のお客さんを引き付けるオーラは凄く勉強になりました
ステージに立ったら 会場全員の目と耳を私一人に集中させなければならないと実感しました
その為には 日々の練習がものを言うのです
あれだけ練習したのだから最高のライブだ出来るはずだとの自信
あまり練習できなかったから不安があるようじゃ 絶対ダメです
ミュージシャンは 孤独です
日々の練習も 誰も助けてくれませんし サボっても誰も怒りません
私のような場末の無名ミュージシャンは半年に一度しかメンバーと一緒に音を出せません
バンドメンバーも自分のことで精いっぱいで 各々 孤独です
仲間といるのは楽しいが それは永遠に続かないし あまり長く続いても困る
自分の音楽の事は自分にしか分からい
その一部分を仲間と共有しているだけです
人生は孤独です
でもライブ終演後はメンバーと打ち上げをしたいと思います
本当はお客さん達と打ち上げした方がファンサービスになるのですが
さっきまでステージと言う戦場にいた仲間だけにしか分からない話をしたいです
私のような場末の無名ミュージシャンは集客が全てですから
打ち上げまでお客さん達にサービスするのが仕事です
次回も来てほしければ そこまでがライブとしてのワンセットです
ただし ホステスやホストの 同伴出勤やアフターは別物ですよ
ミュージシャンがそれをしたら駄目です
それを強要するお客さんは切り捨てましょう
ライブが終わって後片付けをしていると電車の時間があり
お客さん達も我々も急いで帰らなければいけないのですが
空腹でもあるし 時間があれば 焼き鳥屋などに行きたいなぁといつも思うのです
私のような場末の無名ミュージシャンは まだしも
有名になればなるほど孤独になるようです
挙句の果てに 酒や薬などに手を出し 早死にしてしまいます
愛する奥さんや子供や孫がいるのが一番幸せなので 家族との時間を無理にでも作るべきです
その上で自分だけの時間を楽しめれば最高です
★東京ライブまであと38日★
1ヶ月と少し あっという間に東京に行く日が来るでしょう
全13曲をこの5ヶ月間毎日歌い込んできました
でも あと38日の練習が大事なのです
ステージで人間離れした神業のようなオーラが発散するほどでなければいけません
この38日間の詰めが結果に表れるのです
来週から13曲のデモテープを作ってメンバーに送ります
初日に下梶谷雅人君のスタジオで全員揃ってリハをしますので それが勝負です
その時「よしこれで行ける」と言う感触があればOKです
2025年3月7日(金)
東京ライブまであと39日 西宮ライブまであと44日
私は 毎週土曜日午前中だけ 練習しないで 近くの海に釣りへ出かけます
しばし音楽の事を忘れて気分転換するためです
釣れるに越したことはありませんが 釣れなくても 海を見つめるだけでリフレッシュされます
日々の散歩も大切ですが 海は格別に心の栄養剤です
釣れた時は子供のように嬉しいです
毎日生活の為に仕事して 気分転換に週末に 私にとって釣りのように ライブする人も多いでしょう
その方が生活は健全かも知れません
ライブと言う楽しみがあって 日々仕事をするのは 素晴らしいことです
人と音楽との関わりは千差万別で プロもアマチュアも関係なく
何が正しくて何が悪いとか決めることは出来ません
音楽を愛する気持ちに優劣はありません 自分なりに愛し続ければいいのです
私のような場末の無名のミュージシャンでも 音楽は暖かく包んでくれます
そもそも プロだアマだと 誰がどのように決めるのでしょう?
それを仕事としている人 と 仕事としてやっていない人
音楽の収入だけで生活している人 と 別に仕事を持ち音楽を趣味でやっている人
などの区別でしょうか?
それだけでは言い切れない何かがあるような気がするのです
たとえ1円でもお金をお客さんから頂いて演奏したら それはプロだと思うのです
別に昼間の仕事を持っているが ミュージシャンとしても沢山稼いでいる人
ミュージシャンだけど それだけでは食べていけなくてアルバイトをしている人
この人のライブはもっとお金を払っても聴く価値があると判断される人
この人のライブでこんなにお金をとるのは失礼だ お金を返せと判断される人
どれがプロでどれがアマでしょうか?
プロだアマだというのは言葉の遊びで 結局ミュージシャンとしての人間性がものを言うのです
ライブ中に名前を紹介されても 姿勢を正して礼をしない
ギャラを頂く時 ダラ~としてため口で貰う
業務連絡に迅速に返事しない
大物にはペコペコし そうじゃない人には横柄な態度をとる
そんな人は ミュージシャンとして失格です
音楽の実力だけでなく 立居振舞・言葉使いが 礼節ある大人で
約束や時間や秘密を守る人が 人格者である一流のミュージシャンです
結局 ミュージシャンをやるということは 人としての在り方の勉強です
それはどの世界でも同じことです
2025年3月6日(木)
東京ライブまであと40日 西宮ライブまであと45日
昨日は おやつ的な間食を一切しませんでした 特にストレスはありませんでした
この生活をとりあえず 続けてみます さていつまで続くでしょうか?
★仲間★
Big Rivers にいた 某ミュージシャンは 自らの意思でBig Riversを退きました
理由は「もっとジャズをやりたい」ということです
別に彼と人間的に合わなくなったわけではなく 喧嘩したわけでもありません
彼がやりたいジャズの仕事から声がかかって来た時 私がその日を押さえていたことが多々有ったのでしょう
ジャズミュージシャンとしてバリバリやりたいと言う熱意はよく分かります
縁が切れた訳ではないので 私が急なトラとか記念式典ライブなどに声を掛けたら来てくれます
現に閉店式典ライブには声をかけ一緒にやりました
Big River での最後ライブにはどうしても彼とやっておきたかったのです
彼作曲 私作詞 のオリジナル曲が沢山あります どれも良い曲で思い出深いです
音楽の理論的知識も私によく教えてくれましたし 一緒に何度も呑みました
いまでも彼は家族のような存在です
またいつか一緒にやりたいです
Big Rivers のメンバーではありませんが 時々一緒に演奏した某ミュージシャンは
「もっと難しい曲をやりたいです」と私に言ったことがあります
ブルースを筆頭に私の曲はシンプルな構成の曲が多いので もっと刺激的な曲に挑戦したいのでしょう
私は自分の音楽しか出来ませんし 複雑な曲は演奏できませんが 彼は初見で難なく弾きこなします
ミュージシャンとしては彼の方が私より遥かに実力があるのは事実です
そして彼とも今でも仲良くしています
どうも若くて実力のあるジャズミュージシャンは私のやっている音楽が物足りないようですなぁ
そのような音楽でも私には難しくて毎日練習しているのですが・・・・・・・
今もBig Rivers に残ってくれている 野田ユカ・志賀由美子・下梶谷雅人 の3人には感謝しかないです
新メンバーの片桐幸男さんは新しい刺激をBig Riversに持ち込んで下さり感謝感謝です
Big Rivers は私と 兄 妹たち 息子 の家族です
半年に一度しか会えませんが永遠に続いてほしいです
★ミニBig River★
本格的なリスニングルームがあれば言うことはないのですが
そんな防音ルームは 何百万 或いは 何千万円かかります
そこで小さなリスニングルーム それが ヘッドフォン です
だれにも邪魔されず 思う存分音楽を聴けます
ただ私は右耳がよく聞こえないので 完璧なバランスでは聴くことが出来ません
ヘッドフォンの左右を逆にすると 全く違う音になります
だからミキシングのバランスをするときは インジケーターのメモリが頼りになります
ミニBig River(私の部屋)は普通の住宅街にある上に 防音設備など全くしていないので
窓には防音カーテンを3重に垂らしています 部屋の中にも吸音材としてカーテンを垂らしています
それは気休め程度の防音なので 昼間にしか 練習やミキシングをしません
東中野Big River を離れる時 一番心配だったのは 練習をどこでするか と言うことでした
カラオケボックスやレンタルスタジオでやろうと思ってました
それが なんとか自分の部屋で出来ているので ありがたいことです
ミュージシャンに必要なもの それは練習する場所と時間と仲間です
ライブするには それプラス 会場とお客さんが要ります
その全てが揃ってないとミュージシャンとしてライブできません
その点 家でも練習できるギターとかはいいですね
ボーカルや管楽器やドラムは 練習場所を確保するのが大変です
いろいろと問題はありますが 一番の難関は やっぱり集客です
結局 集客に話がたどり着いてしまいました(笑)
ああ 集客しなくて 音楽の事だけに集中できるミュージシャンが羨ましいです
★音楽収入★
音楽で収入を得るには ライブやレコーディングなど形は違えど
とにかく演奏してギャラを貰う方法と 教えて授業料を貰う方法があります
いずれにせよ サラリーマンなどとは違い 安定した収入は望めません
音楽家に限らず 全ての芸術家と武道も含むスポーツマンにそれは共通しています
パフォーマンスか試合をしてお金を貰うか 教えて指導料を貰うか です
今は ユーチューバーというのになって収入を得ている人もいます
男が安定した収入を得るには サラリーマンなどになり
趣味でパフォーマンスや試合をする方法がよいです
音楽が好きだからと言って 演奏だけで食べていける人など ほんのひと握りだけです
親の遺産や奥さんに高収入がある人は別にして
音楽の収入だけで 家族を養い 家を持ち 子供を大学まで行かせ
世間並の生活をしている人など ほとんどいません
一生独身 結婚しいても共働きで子供は作れない そんな貧乏生活をしている人ばかりです
若ければ ミュージシャンをやめて 別の仕事につくことも可能ですが
老いたら 別の仕事などにつけません
それでも 音楽を愛しており音楽しかできない人が私の周りに大勢居ます
自分で選んだ道なので いつか一旗揚げてやると夢を持って その道を歩くしかないです
ミュージシャンとして凄い実力があっても 一般受けしなければ収入は得られません
大抵そういう人は 練習一筋に生きてきたので 世渡りや自分を売り込むのが下手です
もしかしたら 教えるのも下手かも知れません
逆に自己アピールが凄くて やたら良く喋り ゴマをするようなミュージシャンは
口だけで実力が伴わない人が多いです 自分に自信がある人は寡黙です
ミュージシャンの間では評価され一目置かれるのですが お客さん達はその凄さを見抜いてくれません
しかもジャズやブルースなど一般的ではないマニアックなジャンルだと尚更です
普通の日本人はマイケルジャクソンさんやエルビスプレスリーさんは知っていても
ジョンコルトレーンさんやバディガイさんを知りません それが普通です
テレビに出ている歌謡曲の歌手 紅白歌合戦に出るような人のことしか知らないのです
現在日本の 男性の平均年収は569万円 女性は316万円 です
ミュージシャンで年収300万円ある人は 凄い成功者でごく僅かです
ライブの収入なんて その多くは一晩数千円です
300万円÷12ヶ月=25万円
毎月25万円稼ぐなんて単純計算で不可能に近いです
ギャラ1万円のライブが月10本あり 1時間5千円の指導が月30本あって やっと25万円です
それが現実なのです
かくいう私は 半年に一度のライブしかやってません ひぇ~
2025年3月5日(水)
東京ライブまであと41日 西宮ライブまであと46日
ライブは健康ならでは・・・・・・・
只今 健康上の問題は肥満です なんとか10kg痩せたいものです
今日から 3食以外の間食 特に甘い物 をやめます
★楽曲は生き物★
楽曲は生き物のように成長するのです
もう飽きるほど練習し ライブで何度も唄ってきた 楽曲でも
次のライブで唄うのであれば 毎日練習することです すると力の抜けたまろやかさが増します
唄い込んでいない曲には 角がありますが 唄えば唄うほど角が取れて丸くなります
結果 余裕があり安心して心地よく聴ける 熟成された楽曲になるのです
ある歌手のヒット曲を 他の実力ある歌手が唄っても良くないことがあります
それは歌い込んだ回数が明らかに違うからです
だいたい 本家はまろやかに唄い 他者は頑張り過ぎてる感じがあります
聴く側もそうです 一回聴いた曲よりも 百回聴いた曲の方が親近感があります
人は何度も聴いた曲は安心する本能があるみたいです
一種のマインドコントロールのようなものでしょうか?
ヒット曲を生むには テレビやラジオや有線 今だとウェブ上で 何度も流すことです
毎日唄っていると 偶然のハプニングが起きます
無意識に出た 変なフレーズやタイミングのズレが 格好いいことがあり
以後わざとそうすることがあります
それは毎日唄わないと起こりえない変化です 歌詞も然りで変化していきます
日本の歌謡曲などには 作詞家の先生と言う人がいて 歌詞を変えて唄おうものなら その人に叱られます
その点オリジナル曲はいいです 自分が作詞家の先生ですから・・・・・
作曲も然りです
ただ 毎日唄っていると 変な癖がつくこともあります
だから 時々 楽譜を見ながら唄うことや 初期の録音を聴き直すことも 大切です
そういう意味でも 練習や本番は録音して残しておくべきです
楽曲は生き物で あまり唄わないで放っておくと 老いていきます
若さを保つには 唄ってあげることです
楽器も然りです
声の楽器「喉」は毎日唄い 健康に保ってやることが 一番大切です
★BGM★
一日中音楽の練習をし 一日中音楽のことばかり考えていると あらゆるBGMが嫌になります
音楽を聴かせたいなら前面に出す 聴かなせたくないのなら静寂が良いです
自然の動物や景色を紹介する映像番組にBGMは要りません
もし流れていたら私はリモコンで消音にします
波の音や動物の泣き声など聴きたいけれどBGMが嫌でボリュームを消してしまいます
飲食店でもBGMがない店の方が好きです
私は どこででも いつでも 音楽が流れていたら それを聴こうと神経が働きます
小さい音や 悪い音だと ストレスが溜まります
音楽を聴くなら適切なボリュームで良い音で真剣に聴きたいのです
たとえば この随筆を綴っているときに 何らかの音楽が耳に入ってきたら
綴ることが出来ません かならず その音を消します
音楽を流しながら 他の作業をするなんて 絶対に出来ない人間になってしまいました
でも普通の人はBGMが有った方がよいのでしょう 或いはそれが気にならないのでしょう
街中 音楽が溢れていますので それを避けて通ることができません
職業病のようなものでしょうか?
海や山に行って 自然の音だけが空間を支配しているとき 素晴らしい音楽を聴いている気分になります
また映画鑑賞する時は 映像と同等に音楽や効果音も気になります
だから嫌いな音楽を使っていると その映画自体も嫌になります
もともと自然の音を録音するのが好きだったので 映画の効果音は大好きでワクワクします
好きな映画はDVDを買って何度も観ます 好きな音楽が流れるシーンは何度も見直します
いつか映画音楽を私の歌とハーモニカで担当してみたいですなぁ
2025年3月4日(火)
東京ライブまであと42日 西宮ライブまであと47日
★アンコールとセットリスト★
セットリストとは ライブで唄う選曲のことです 略して「セトリ」などとも言います
セトリを作らず 行き当たりばったりで唄う人や お客さんの顔や反応を見てから曲を決めていく人もいます
ジャズの場合 スタンダードジャズがあるので それが出来ます
一流のプロミュージシャンは おおよそのスタンダードは記憶しており
あらゆるキーで弾くこともできるからです
このやり方はジャズクラブでのやり方で
ホールでのコンサートではリハはしなくとも事前にセトリを決めています
その方が進行がスムーズだからです
コンサートツアーに出る前に リハをしっかりやり そのツアー用のレパートリーを決めておきます
ツアーが始まると サウンドチェックだけでリハはもうやりません
私の場合は
半年前から 選曲を悩み考え それを半年間 毎日 猛練習し作り上げていきます
もう飽きるほど唄った得意な曲でも必ず毎日唄います そうすることでその曲を成長熟成させます
もちろん新曲は何度も何度も歌い込みます
曲順も半年間悩み悩み 悩みこんだ果てに ライブ当日でも気が変わったりします
まず決めるのはアンコール曲です その次がアンコール前の曲 すなわちステージ最終曲です
「それではいよいよ最後の曲です」とMCして唄い出す曲
それが終わってアンコールが湧き上がり 唄い出す曲
この2曲がライブのメインとなり それまでの曲は ここにたどり着くまでの道のりです
たどり着くまでに笑いと涙で感動していただき ドカーンとクライマックスに突入するのです
アンコールと最終曲が決まれば 次はオープニング曲を決めます それからファースト最後の曲と セカンドオープニングを決めます
あとはアンコールと最終曲から逆にオープニング曲に向かっての道程を考え 感動的なライブになるよう組み立てます
その組み立てはライブ当日まで悩みます
アンコール曲を「おまけ・付録」のような曲にする人もいます
最終曲でクライマックスに到達し アンコールは軽く歌い流す曲で
「ありがとうございました さようなら~」と言う感じです
一時期私は「抱きしめ」をアンコール曲として定着させていました
それほどインパクトと花があった曲だと思います
お客さんも「出た~ 待ってました」と言う感じになります
ところが一曲目にそれを唄ったことがあります
御客さん達は「おお一曲目からこれが出てきたということは このあとどうなるのだろう?」と期待します それも一つの演出でした
4月ライブは どの曲をアンコールに持って来ても大丈夫なほど 濃い曲群で構成しますが アンコールに向いてる曲というのはあります
思い切り早いロックンロールとか 声量たっぷりに歌うスケールの大きな曲とか
誰もが知っている懐かしい曲とか 心に染みて涙が流れる曲とか・・・・・・・・・
それがアップテンポならば最終曲にスローを持ってきます その逆もあります
東京と西宮では お客さんの顔を思い浮かべると 違う曲になりそうです
どちらも感動して頂けたら幸いです
★半年に一回★
なぜ私のライブは半年に一回なのか?
私の知る限りそのようなサイクルでライブをしている人はいません
それはずばり お声が掛からないからです
無名ゆえ自分で主催しないとライブを出来ないからです
自分主催でもっとライブを企画すると集客が無理になってきます
楽器奏者は伴奏の仕事もありますが ボーカリストはいつもメインになります
楽器奏者がメインで ボーカリストが脇役になるライブは
ビッグバンドではありますが コンボライブでは少ないです
もしあったとしても そのボーカリスト目当ての集客を見込んでいる場合が多いです
女性ボーカリストを複数集めてやるジャズクラブもあります
女性がドレスを着て 入れ替わりステージに立つと華やかで
ひとりひとりのボーカリストについているお客さんが来てくれるので集客率がよいのです
女性ミュージシャンには懐に余裕のある男性ファンがいますが
男性ミュージシャンには谷町的女性ファンは滅多に居ません
お金を持っている中高年男性は外で呑む機会が多いのでライブに行くこともできますが
お金を持っていても中高年女性は夜に外で呑む機会が少ないのでライブへは来てくれません
ホストに狂うようにお金を使う 女性のライブファンなんて聞いたことがありません
もちろんライブ会場に女性の姿もありますが 同業者が持ちつ持たれつで来てたり 友達だったりが多いです
楽器だけでやるライブは BGM的ライブは別にして 所謂ジャズ喫茶的なライブです
これはギャラがどうのこうのと言うよりも やりたいジャズを思い切りやれる
ある意味 武道の試合に似てる 真剣勝負・実力重視のライブです
その音楽に精通していないとドアを開けにくいマニアックな世界です
話が脱線しましたが 今のところ 私が半年に一回しかライブ出来ないのは
爺さんボーカルが ジャンル不定のオリジナル曲を歌える場所などありませんから
自分で主催するしかないのです
となると 頻繫にやっては集客できません
半年に一回くらいだと お客さんも来やすいからです
★私がジャズを唄わない理由★
人は12~20歳くらいの間に好きだった音楽が その人にとって一番好きな音楽だと思います
私は小学生の頃 テレビや映画でトムジョーンズさんやエルビスプレスリーさんを聴き
彼らの音楽のルーツであるブラックミュージックを知りました
やがてブルースやソウルを奥深く聴くようになったのです
ブルースやソウルの店なんて当時近所になかったけれど ジャズ喫茶はありまして
そこに通いながらジャズも聴くようになったのです
そして大人になり ジャズの世界にどっぷりと浸る人生を歩むのでした
ブルースやソウル喫茶が近所にあったら そちらにはまっていたでしょう
そしてクインシー・ジョーンズさんやスティービーワンダーさんなど
特定のジャンルに拘らないアーティストの流行により
ますますブラックミュージック全体が好きになりました
モータウンもCTIなどもブルーノートやプレスティッジ同様大好きでした
ただ20代の頃には ジョンコルトレーンさんたちの音楽にも没頭しました
哲学・思想など求道者的なことに目覚める年だったのでしょう
あの頃はフリージャズも良く聴きました
でも年を重ねるにつれ また好きだった音楽の原点に戻ってきたのです
それがブルースやソウルミュージックです
人はいろんな音楽の旅をして 結局は 10代の頃好きだった音楽に戻ってくるのです
でも いろんな音楽を旅することにより 10代の頃に好きだった音楽も 子供の頃とは聴こえ方が変わります
老いた耳でそれらを聴くと 昔気付かなかった部分も聴こえてきます
結局 音楽っていろんなジャンルから影響し合うものなのですなぁ
私がBig Riversを結成した時 ジャズミュージシャンであっても
いろんなジャンルの音楽を好む人を選びました
所謂ジャズユニットを作る気などまったくなかったのです
人前で歌おうと決めた時 詞を書くことが好きだったので オリジナル曲を作ろうと思いました
作曲はBig Riversのメンバーにお願いしましたが ハーモニカの存在もあり ブルース系の曲が好きでした
かと言って ブルースバンドでもなかったのです
あらゆるジャンルの要素を取り入れたオリジナル曲を唄うユニットがBig Riversでした
それはジャズファンからもブルースファンからも嫌われたかも知れませんなぁ
ただ青春時代に聴いたブラックフィーリングは身に染みていたと思います
東中野Big River 時代 私のライブに来てくれたアメリカ人御夫婦が 私の日本語オリジナル曲を聴いて
「あなたは日本人なのにすごくソウルフルに唄いますね」と言ってくれました
白人でしたがアメリカ人にソウルフルだと言われたのです 嬉しかったですなぁ
私はフランクシナトラと言うより リトルリチャードやBBキングのように唄いたいのです
それが私のボーカルスタイルです
★夢★
私は10代の頃 楽器とか苦手でしたのでミュージシャンへの道は諦めており
大人になったら音楽に何らかの形で携わる人になりたいと思っていました
そして コンサートやライブを企画したりしたのですが 全く儲かりませんでした
音楽の世界をいろいろ経験して
音楽を売りにする小さなジャズクラブかライブハウスのような店を経営して
人生の幕を閉じたいと思っていました
それが40代で東中野Big Riverを持ち 夢が早く叶ってしまいました
やがて自分でも 歌とハーモニカをやるようになり 夢は80歳になっても唄い続けることに 変わりました
来月私は67歳になるので 80歳まであと13年です 13年なんてあっという間です
別の言い方をすると あと13年しか歌えないのです 日々の練習を大切にしなければ勿体ないです
この「随筆」を書こうと思ったのも 誰も読まないようなところに こっそりと自分の為に
音楽に携わる晩年を 記して残したいと思ったからです
今のところ 誰もこれを読んでいないようです それでいいのです
故郷西宮に帰り 毎日 歌とハーモニカを練習する日々を送っている今
東中野Big Riverを閉じたのは そのための運命だったのような気がします
さぁ 東京ライブまであと42日 西宮ライブまであと47日 練習あるのみです
2025年3月3日(月)
東京ライブまであと43日 西宮ライブまであと48日
★山は一つ一つ越えるべし★
今は4月ライブの練習に打ち込んでいます 5月のソロライブの練習は4月ライブが終わるまでしません
両方練習すると 両方とも中途半端になります
今は4月のライブのみが成功すればそれでよいのです 全身4月ライブだけで充満させないといけません
5月ソロライブや 10月のBig Riversライブのことは頭の中で考えたりしますが まだ練習はしません
足の先から頭の天辺まで4月ライブの13曲だけで良いのです
山は一つ一つ越えるべし
東中野Big River時代のように 毎月ライブをやっていた時は 1ヶ月の練習で仕上がるようなセットリストにしました
やり慣れた曲9割に 1、2曲だけ新曲を入れた 構成にしてました
もう時効が来たので話しますが Big River のライブがワンセットだけだったのは
私個人が1ヶ月の練習では ワンセットだけにして曲数を減らさないと仕上がらなかったからです
毎回同じような曲ばっかり唄うのだったら 3セットでもできますが
毎回新曲や新アレンジに挑戦しようとすると ワンセット1時間が限界でした
1ヶ月一日中練習しても新曲1曲を仕上げるのには足りないほどで
結局は半年ほど練習と本番で歌い込んで いい仕上がりになるのでした
今は半年に一度なので2セットでも新曲たっぷりで出来るのです
経営的にも ワンセットだけにして早く終わらせて 打ち上げ呑み会の時間をたっぷりとった方が 売り上げが上がります
ライブが終わったらすぐ閉店していてはお客さんが呑む時間がありません
お客さんたちもライブに来てはいるが 音楽を聴くよりも打ち上げを楽しみたくて来ている人の方が多かったのです
話はそれますが
Big Riverが 演奏中オーダー禁止だったのは 位置的問題です
ステージと客席の間に調理場カウンターがあったので 演奏中に冷蔵庫の開閉音やグラスの音や水道の音などを立てたくなかったからです
狭い店なので演奏中にお客さんがオーダーするとその声が店内に響き渡り 演奏中のミュージシャンに聴こえて集中力が欠けます
お客さんもミュージシャンも私が動くと注目するので 演奏中に私がオーダーを受けて喋ったり動いたりすると
演奏中のミュージシャンが可哀そうです
全ては ステージ・調理場カウンター・客席の位置の問題だったのです
全ては 音楽を一番大切にしていたからです
トイレもステージの横にあったので 演奏中は禁止だったのです
もしBig Riverが音楽をリスペクトしていない店だったら 演奏中に
お客さんのオーダーを受け ペチャクチャ喋り 冷蔵庫をドタンバタンと開け閉めし
グラスをガチャガチャと鳴らし カチカチと音を立ててレンジに火をつけ
電子レンジで餃子を温めて匂いが店内に充満し ステージ横のトイレには生き放題
みんな携帯で写真や動画を録りまくり 電話もメールもし放題 だったでしょう
それでは真剣に演奏できません
演奏中はオーダーもトイレも携帯も禁止にして 演奏を聴くことだけに集中できる空間にして 音楽を邪魔したくなかったのです
演奏中に音を立てるのは 美術館に行って絵に落書きするようなものでしょう
話を元に戻します
目前のライブに向かって毎日練習し その成果をお客さんに聴いて頂く それが終わったら次のライブに向けて猛練習する
今の私はそうしています
もしもですが 頻繁にライブできるようになったら 短い練習期間でも出来る唄い慣れた安全圏的セットリストにします
ベテランのジャズボーカリストは リハなしでセットリストも決めず いきなり始めることが出来ます
しかも バンドの誰かがソロを取っている間に次の曲の楽譜を探します
私はそんな芸当は出来ませんし しません
いつもBig Riversはリハをしますが 凄い短い時間で終わる時もあります それは10年一緒にやってきたメンバーだからこそです
それはリハと言うよりサウンドチェックです
ただ一度だけ 楽譜だけ渡してリハをしないでやったことがあります
勿論全曲私のオリジナル曲ですが やり慣れた曲ばっかりだったので
難なくスムーズにライブ出来て 楽しかったです たまにはそんなライブもいいです
ただ私はいつも新曲や新アレンジを作っているので それを実戦で試したくて堪りません
そしてメンバーが意見を出し合って みんなで曲を作り上げていくのが楽しいです だからリハが好きです
でも暫くは新曲を作らず 今ある200曲を熟成させます
新曲ばかり作っていては薄味になりそうなので・・・・・
2025年3月2日(日)
東京ライブまであと44日 西宮ライブまであと49日
★東京50人仲間★
East Big Riversライブは 4月と10月 半年に一度の周期で企画しています
本当はもっと頻繁にやりたいのですが 集客が大変です
会場の沼袋オルガンジャズクラブはキャパが50席
第一回目は1日で46人来てくれたのですが 開演前に全員が一斉に来店して オーダー処理などに時間がかかってしまいドタバタしました
そこで第二回目は2日間に分けてやり 初日が22人 二日目が29人 計51人 来てくれて お客さんもお店も好都合でした
当初は年に1回 私の誕生日4月15日頃にやる予定でしたが それはあまりにも間延びしてしまい
お客さんからももっと頻繫にやってくれとのお声を頂き 半年に一度にしました
1日でやろうと2日に分けてやろうと来てくれるのは 計50人です
どうやら私の集客力は50人が限界のようですが 私のような無名ミュージシャンが50人集客するのは大変です
だから半年に一度しかできないのです
たとえ25人でも 全てのお客さんと触れ合えるのは難しいです
終演後「大川さんとゆっくりお話しする時間がなくて残念でした」とのご意見を沢山いただきました
3日間に分けると単純計算で 17人×3日間=51人 です 皆さんとゆっくり触れ合えます 考慮の価値ありですね
私は毎回50人どうやって集客するのか?
ドーム球場でコンサートをやるようなミュージシャンにとっては50人なんて集客の内に入らないでしょう
そもそもドーム球場でライブする人は集客なんかしませんなぁ ギャラを貰って唄うだけです 集客は主催者がします
でも無名ミュージシャンにとって これが結構大変なのですよ
まず誰でもやるのが SNSでの告知です
ハッキリ言ってこれは文字通り「告知」だけに終わり 集客はほぼ出来ません
私は東中野Big River時代に得た仲間たちに直接メールでお願いします
大抵の人は「行きます もう少し近づいて予定が決まれば日を確定します」的な返事をくれます
いつも75人ほどにメールして50人ほどが来てくれます
3人にメールして2人来てくれるという凄い確率の高さですが
来てくれる可能性のある人にしかメールしないからです 来てくれる可能性のない人には メールしません
そんな人にメールしても返事もくれません それは相手にとっても迷惑なメールというものです
東中野Big Riverを経営してなかったら このような仲間を得てません(そもそも歌もハーモニカもやってませんが・・・・・・)
Big River はもうないのに来てくれるのです
Big River 時代も迷惑ばかりかけたのに 感謝しても感謝しきれません
だからライブ当日来てくれた人とじっくり触れ合ってお礼を伝えたいのです
ミュージシャンなら幕が上がるまで姿を見せず 楽屋に隠れていた方が格好いいですが
私のような無名ミュージシャンは入り口でお迎えして ひとりひとりと挨拶すべきです 終演後も然りです
やっぱり東京ライブは3日間やりたいです
今年の10月ライブの日程ももう決まっていますので 2026年からは3日間にすべきですね
来てくれる可能性のある人の名簿を作っておくと次回メールする時に便利です
参加表明の人 不参加表明の人 無返答の人 をグループ別に分けておくのです
不参加表明の人はその日 都合悪い人で次回は来てくれる可能性が高いです
2回続けて無返答だった人は 3回目は送らない方が賢明です
東京50人仲間もいつまでも来てくれるとは限りません 減りこそすれ増えはしないでしょう
お客さんを増やす手立てってあるのでしょうか?
今のところ思いつきません
東中野Big Riverをやっていれば 新しいお客さんとの出会いもあるでしょうが 今はそれもありません
今居てくれてる東京50人仲間を大切に大切にしなければ・・・・・・
★一番嬉しいこと★
ミュージシャンをやっていて一番嬉しいことは ライブを聴いて感動してくれること と ライブの予約が入ってくること です
「ライブ行きます 楽しみにしてます」というメールが届いたら 辛いことや悲しいことがあっても 全て吹き飛んでしまいます
もう嬉しくて嬉しくて天にも昇る気持ちになります
「ミュージシャン殺すにゃ刃物は要らぬ 予約キャンセルで即死する」
「ミュージシャン喜ばすにゃ大金要らぬ ライブ予約で天にも昇る」
★4月のライブが終わるまで★
私が留意しなければいけないことは まず健康です
4月14日mon 東京着 リハーサル
4月15日tue オルガンジャズクラブ本番(誕生日)
4月16日wed オルガンジャズクラブ本番
4月17日thu 西宮帰宅
4月18日fri 東京の録音や動画の整理 と 西宮ライブの練習
4月19日sat 同上
4月20日sun 西宮ライブ
このライブ中に迎える誕生日には67歳になるのです
このスケジュールを風邪などひかず 喉も壊さず やり遂げるだけの体力が必要です
よく練習し よく散歩し よく食べ よく眠ります
本番やリハでは 声のコントロールを最重要課題として乗り切ります
早く 片桐さん ユカピ 由美子ちゃん ジゲン に逢いたいです
ああ 待ち遠しいです
2025年3月1日(土)
東京ライブまであと45日 西宮ライブまであと50日
★沈黙は金なり 口は災いの元★
「前より上手くなりましたね」ってよく言われます
それが上から目線で「前は下手だったけど少し良くなったね」
と言われてるような気がするのは 私がひねくれ者だからでしょうなぁ
でも「ありがとうございます もっと精進します」と返事します
お客さんは好き放題言います それで良いのです お客さんですから
同業者も然りです 自分に自信がないミュージシャンほど他人のことを
良きにつけ悪気に付け口にします
誰に何を言われても気にしないで受け流すことです
でも心無い一言で眠れない夜を過ごしたことは
ミュージシャンなら誰もがあるはずです
その結果酒に走り病気になり死んでしまったミュージシャンがなんと多いことか
言った本人はまさか自分の一言が原因だとは思っていないでしょうが
それは遠回しな殺人です
ミュージシャンは繊細な神経の持ち主だらけですが 批判されるのも仕事の内です
それに耐えられなかったらミュージシャンをやめることです
誰に何と言われようと我が道を突き進んで行かなければいけません
では本当に心から褒めたい時どう言えば良いのでしょうか?
「相変わらず素晴らしいですね」
そう言われると嬉しくて励みになり その夜は心地よく眠れますよ
ただし 実感の籠ってないお世辞はすぐにばれますよ
それなら何も言わない方がいいです
他のミュージシャンを褒めることも
「あの人に比べたらどうせ私は下手ですよ」と受け取られることもあります
それがきっかけで自殺した人もいます
それともうひとつ 余計なアドバイスはしないことです
余計なアドバイスは ホントに余計です
褒めてもいけない けなしてもいけない アドバイスもいけない
では どうすればよいのでしょうか?
何も言わないことです
黙って次回ライブも聴きに来る これが一番嬉しいです
★無名なミュージシャンの宿命★
私は集客が嫌いです
そもそも誰でも嫌いでしょう
でもやらなければ誰も来てくれません
いつか集客活動しなくても
お客さんが来てくれるようなミュージシャンになりたいものです
ドーム球場満席とは言いません せめて 小さな店を満席に・・・・・
それは死んでも無理かな?
ミュージシャンは唄い演奏するのが仕事であり
集客はしなくていいと決めている人は
その人の名前だけで満席になるのなら それでいいと思います
私はいつも集客努力しなけらば誰も来てくれません
それが私の立場です
と言うか私のように無名なミュージシャンの宿命です
2025年2月28日(金)
東京ライブまであと46日 西宮ライブまであと51日
★初めてのメンバー★
片桐幸男g野田ユカkey志賀由美子g下梶谷雅人g全員が一堂に会するライブは
初めてで楽しみです
大船に乗ったつもりで思い切り伸び伸びやらせて頂きます
西宮は初めてのお二人とやるので私のリードが最重要です
ひとつの救いは その前に東京ライブをこなしてきているので
曲に慣れているであろうということです
必ずやお客さんたちを感動させなければいけません
闘志満々です
4月のライブが終わったら次の10月のライブから
過去にやったことをもっと熟成させようと思います
新曲作りは暫く休業し 今あるオリジナル200曲に再度命を吹き込みます
ソロライブもまた復活するのでそちらの練習も並行してやります
Big Riversもソロも安定した底力を付けます
★好きこそものの上手なれ★
ブルースの形式は言葉で説明できても
ノリやフィーリングは美味く説明できません
好きになって 体で覚えるしかないです
「ブルースって何ですか?」と言う質問は
「音楽って何ですか?」「人生って何ですか?」と同じです
東中野Big River 時代に「和魂」というブルースだけをやるライブをしました
これが楽しかったのでまたやりたいです
私はアメリカの有名なブルース曲のカバーを唄いません
全部オリジナル日本語ブルースです
アメリカンブルースのように失恋や失業などを嘆くばかりではなく
人生の喜怒哀楽や 大自然の命など あらゆる歌詞や物語を
ブルースに乗せて歌い語ります
ブルース魂を持っていれば あとは個人独特な世界観を表現すればいいのです
極論を言えば アメリカ人に認められなくても
日本人が感動してくれればそれで満足です
日本人が日本で日本語で唄うのですから それでよいのではないでしょうか?
私がどうあがいても BBキングさんやバディガイさんにはなれません
ブルースと言っても ジャズブルースはちょっと違います
コード進行が色付けされており 3コードでは治まってません
私のようにコテコテのブルースしか出来ない者には
ジャズブルースと言う別のジャンルとして聞こえます
もともと ブルースは自由にやればよい音楽なので
何が正しくて何が間違いとか ありません
それは音楽全般にも言えることです
どんな音楽でも 気持ち良かったり 感動したりすれば
それは素晴らしい音楽ではないのでしょうか?
ただ複数の人と演奏する時
ある程度基本形に沿っていないとやりにくいのは確かです
リズム メロディ ハーモニー これが音楽の3要素です
特にブルースは シンプルな基本形があり それに乗ってやると
初対面でも楽しく一緒にできます
プロのジャズ・ロック・ポップス等のミュージシャンで
ブルースを弾けない人は居ません
ブルースが一番シンプルな基本だからです
キーとテンポが決まればセッションは始まってしまいます
ブルースはシンプルゆえに難しいとも言えるでしょう
だから「ブルースに始まりブルースに終わる」と言われるのです
プレスリーもビートルズもマイケルジャクソンもルーツはブルースです
私の歌い方は ブルージーに叫びます
ブルースが好きだからそんな唄い方をします
でも年を重ねるほど 抑制のきいた唄い方も好きになりました
ロングトーンを伸ばすのも好きです
要は声のコントロールと強弱のバランスです
ハーモニカも音色のコントロールと強弱のバランスです
狼の遠吠えとトラの咆哮を目指しています
老いてなお 艶のある声を出したいものです
その為には毎日歌い続けなければいけません
歌手が老いて声がでなくなるのは 体力の衰えや病気などで
練習を休んでしまうからではないでしょうか?
一年間歌わなければ 声の伸びは悪くなってしまうでしょう
だから可能な限り日々唄うことです そして練習できなくなったら引退ですね
私の場合 唄えなくなったら人生の終わりのような気がします
2025年2月27日(木)
東京ライブまであと47日 西宮ライブまであと52日
★お客さんが喜んでくれる曲★
ライブにおいて毎回同じ曲ばかり唄うのは飽きられてしまいますし
レパートリーの少なさを暴露しているようなもので馬鹿にされます
毎日こつこつと練習していればレパートリーは増えていきます
あまり増やしすぎると一曲一曲の完成度が薄くなりますが
何年間も毎日必ず練習していれば自然に曲数は増えるでしょう
ステージで歌ったセットリストを日記のように書き残しておくと便利です
前回この店に出た時は何を唄ったか それを見れば一目瞭然で
セットリストの作戦が立てやすいです
そして毎回唄う曲 そう十八番を 2曲ほど作ってておくとお客さんは
「待ってました」と言う感じで安心し喜んでくれます
その曲に関しては前説のMCを入れないでいきなり歌った方が効果があります
BBキングさんは「The thrill is gone」をステージで毎回唄うのは
「この曲が自分の名刺のようなものだからだ」と仰ってました
プロのミュージシャンはただ単に自分が唄いたい曲ではなく
聴いてくれるお客さんが感動してくれるよう選曲しなければいけません
自分が難しい曲に挑戦し日々練習してやっと唄えるようになったからと言って
その曲がお客さんにとって心地良いかどうかは分かりません
難しい曲と言うのはお客さんに不安とストレスを与える時もあります
一方スリルと興奮を覚える人が居るのも事実ですが・・・・・・・
私は練習し過ぎて飽きてしまい本番では歌わない曲もあります
でもお客さんはその曲をまだ一回も聴いていないわけです
一日中音楽のことを考え練習しステージに立っている人と
たまにライブを聴きに来てくれる人とは立場が違うので温度差もあります
自分が唄いたい曲よりも お客さんが喜んでくれるような曲を優先すべきです
CDアルバムに入れる曲と ステージで唄う曲も 別物です
アルバムはリラックスしたい時のBGMで流したり 好きな曲を何回もリピート再生したり 買ってくれた人が好きなように聴けます
寝る前にちょっと一息つきたくて聴く優しい曲もアルバムには重要です
一方ステージでは 聴きごたえある曲を重視すべきです
お客さんは遠い所から大金と時間を使ってわざわざ聴きに来てくれたのです
感動していただかなければ申し訳ないです
しばし夢のような世界を体験し 会場を出るとまた現実の世界に戻される
それがライブやコンサートの存在価値のひとつではないでしょうか?
聴きごたえのある曲というのは大作とは限りません
心に染みる小品も有効的です
★アルバムとステージ★
私は某ミュージシャンの某アルバムの中の一曲が凄く好きで
その曲ばかり聴いたりしますが
「この曲はステージでは歌わないだろうな」と思うことが良くあります
ステージではファンサービスとしてもっと有名な曲を優先するからです
そうすることで一般的なお客さんは喜んでくれるからです
熱心なファンであるお客さんはその辺の事情も理解していますから
何を唄っても受け入れてくれます
お気に入りのミュージシャンのニューアルバムを買って毎日聴いて
全曲すっかり覚えてしまうほど好きになっても
ステージではそのアルバムからの曲はあまり唄わないか唄っても2~3曲
というミュージシャンが多いです
それも ニューアルバムをまだ買っていないファンもいるし
ステージでは代表曲を唄った方がお客さんが喜ぶからです
★80歳まで歌いたい★
毎日 一日中練習や勉強をしているのですが いろんな練習の中で必ず
日に一度は 本番を想定してセットリスト全曲を一気に唄います
苦手な箇所の部分的練習は別にやり とにかく一気に全部歌うのです
今日もMC入りで練習しました
そうすると段々本番が近づいて来たという実感が湧いてきます
本番ではあるソロ回しなどは省略して自分のソロだけやりますので
2時間のステージが1時間半くらいで終わります
汗びっしょりになり凄く腹が減り疲れて眠くなります
饅頭でも食べて一服しようものなら必ず寝てしまいます
だから練習が終わったら 2時間ほどゆっくり散歩に出かけます
そうすると夜 熟睡できます
余裕をもって2ステージ全力で唄えるだけの体力を付けておかないといけません
日々鍛えて 練習では100%消耗して 本番は70%くらいの体力で出来るよう
維持することが必要です
夢は80歳まで唄うことです!!!
2025年2月26日(水)
東京ライブまであと48日 西宮ライブまであと53日
★本番を想定した練習★
今日の練習はお客さんが目の前にいると仮定してバーチャルライブです
一曲一曲の前にMCを入れて曲の説明をしました
そうすることでより実践的な歌が歌えました
MCも練習が必要で ぶっつけ本番ではまとまりが悪くなります
東京のお客さん用と西宮のお客さん用では MCが変わります
東京の人にしか分からない内容もあるし 西宮の人にしか・・・もあります
説明するとお客さんの食いつきがよくなります
いきなり説明なしに唄うと歌詞が頭の中を素通りしてしまいます
説明は短くまとめるべきで 喋り過ぎると飽きられます
ステージ上で休憩時間に話すような世間話はしない方がいいです
あくまでステージ上の演出として夢と感動を与えるべく喋るべきです
それと小さい声でボソボソ話してお客さんに聴こえなかったらストレスになります
全く喋らないのはお客さんが親近感を持ってくれません
全てのお客さんがミュージシャンではありませんから
音楽だけでなく話術やファッションなどトータルに楽しむ人が多いです
面白いことを言って笑いをとるのは凄く大事です
「ああ楽しかった また来たい」と思って頂けたら最高です
自分専用のカラオケ作りは凄くいい勉強になります
その為に 楽譜を読む勉強も 作詞作曲編曲の勉強も
パソコンで音楽をつくる勉強も しなければいけませんから・・・・・
私はギターもピアノも弾けないので練習用カラオケを作るしかないのです
ただ毎日同じカラオケで練習しているとそのカラオケに慣れ過ぎて
ライブ本番で困ることがあります
だからタイプの違う複数のカラオケを作らなければいけません
究極はカラオケがなくても唄えることですが それは難しいです
だからソロライブをするのは凄くいい経験になるのです
ソロライブだけでお客さんが来てくれる様になれたら身軽になります
でもソロライブだけだと自分もお客さんも飽きるでしょう
ソロとBig Riversを両立させるのが良いのではないでしょうか?
East Big Riversの仲間と10年も一緒に演奏してきたので
他の人とやるときに違和感を覚えます
結局私はEBRとしか楽しめないミュージシャンになってしまったのでしょうか(笑)
2025年2月25日(火)
東京ライブまであと49日 西宮ライブまであと54日
★ソロライブ決定★
昨日は崇禅寺のanela moe のオープンマイクに遊びに行き
数曲ソロで唄い演奏しました
それがご縁で5月に「大川繁ソロライブ@anela moe」が決まりました
さらにこの店の仲間達5人くらいが4月のWBRライブに来てくれそうです
それもこれも東中野からの付き合いだったお客さんが
この店を紹介してくれたからです ありがたいことです
西宮に帰って来てから セッションなどで演奏しましたが
セッションって道場破りみたいな扱いをされるので
アウェイ感が強すぎて全然楽しくはありません
私はライブの場数を踏んでいるので堂々と歌うので可愛げがないみたいです
でも昨日はみんな私の歌とハーモニカを受け入れてくれて
楽しんでくれたのでソロでも伸び伸びとやらせて頂きました
昔からジャズクラブやライブハウスよりも
喫茶店やレストランでライブする方がいい雰囲気になります
それは敷居が低いせいかもしれません
あるいはその店にとってライブは珍しい特別イベントなので
お客さんも店主さんも特別なテンションになるからかもしれません
毎日ライブをやる店って有難味が薄れてしまいますからねぇ
昨日今日と日曜のリハ録音を整理していました
慣れない人との演奏は10年前の自分に戻ったようでした
EBRの仲間とも10年前は全然かみ合わず辛い思いをしたものです
お蔭でいい経験になりました
今からまた4月の本番に向けて猛練習します
そして5月のソロライブのことも頭を離れませんが
そちらは4月が終わってから集中練習します
さぁ 本番まで練習あるのみです あっ!集客もしなければ・・・・・・
2025年2月23日(日)
東京ライブまであと51日 西宮ライブまであと56日
★反省点★
さてさてWest Big Riversのリハが終わりました
反省点は私の選曲でした
10年間一緒にやってきたEast Big Rivers とやるセットリストを
そのままでは無理がありました どんなに素晴らしいミュージシャンでも
私の音楽に慣れていないということを前提に考えなければいけませんでした
東京と西宮ではセットリストを変えます
★集客★
ライブの集客は誰がすべきか?
出演者? ライブハウスの経営者?
それは主催者です
主催者が集客し 出演者にギャラを支払うのです
ミュージシャンが演奏させてくれと言い出したのなら
主催者も兼ねて集客もすべきです
店が出演してくれと言い出したのなら客がゼロでもギャラを払うべきです
でもライブハウスでは店とミュージシャンがなんとなくノリで
決めることもあります
その場合双方が集客やギャラが曖昧であると納得してやるべきです
私はBig Riversのライブでお客さんゼロでもバンドメンバーに
自腹を切ってギャラを必ず支払います
その代わり私が望むように 私が歌いやすいように演奏していただきます
それが嫌と言うのならメンバーを変えます
今のところ過去にそういったケースはありませんでした
ただメンバーチェンジは何度か行いました それはBig Riversを
最高のユニットにするためです
その為には私がもっともっと上達することです
そうするとバンドもよくなるはずです
今のメンバーになってからは安定していて みんな家族のような存在です
そんなユニットがあるって幸せです
2025年2月22日(土)
東京ライブまであと52日 西宮ライブまであと57日
明日はいよいよリハです 楽しみと不安が混ざってます
それは一緒に演奏したことのないお二人とするからです
East Big Rivers の誰か一人が入ってたら何の心配もないのですが・・・
そう言えば10年前初めてリハした時は滅茶苦茶でした(笑)
精一杯唄うだけです はい
2025年2月21日(金)
東京ライブまであと53日 西宮ライブまであと58日
★日本語★
私が英語で歌わないのは ネイティブな発音が出来ないのと
細かいニュアンスの感情移入ができないから
そして日本人が日本で日本人相手に歌うからです
英語の歌を日本語に直して歌う時は直訳しません
オリジナルの歌詞を付け直し メロディも日本語に合うように編曲し
新たに日本語の命を吹き込むのです
我が国のジャズクラブは 英語でスタンダードジャズを
露出度の高いドレスを着て歌わなければいけない ひどい所はその上
ホステスとして接客もしなければいけない
日本語で歌おうものなら二度と出演させてくれない
という風習があります
それは終戦後の進駐軍相手の商売がそのまま残っているのでしょうか
それで商売として成り立っているのならそれはそれでいいですけど・・・
話は飛躍しますが
日本人が外国で歌う時も 来日ミュージシャンが母国語で歌うように
日本語で唄うべきだと思います
私は日本語の中でも関西弁で歌う曲も多々あります それは
郷土愛と感情移入しやすいという理由です
2025年2月20日(木)
東京ライブまであと54日 西宮ライブまであと59日
★楽譜 歌詞★
日曜日にリハがあるので その楽譜を整理しました
おふたりは私と演奏するのは初めてなので
当然私の楽譜を見るのも初めてです
East Big Rivers の仲間はもう10年一緒にやって来たので
私の楽譜に慣れています というか みんなのアドバイスを受けて
一緒に作り上げた楽譜です
全く楽譜を書けなかった私が 曲がりなりにも書けるようになったのは
EBRのみんなのお蔭です
本番では楽譜も歌詞も見ませんので
曲の構成を把握して覚えて指示しなければいけません
ボーカルであり指揮者でもあるわけです
ボーカリストが不安になったら良い演奏が出来ません
「俺についてこい」的な強引さも必要です
ライブでは毎回なんらかのハプニングがあり楽しいです
自分が失敗すると焦り落ち込みますが
仲間がハプニングを起こしても面白いだけで気にしません
その時に どう軌道修正するかが ライブの楽しみです
人は失敗を重ねて成長していくのです 失敗は成功の基
お客さんもハプニングあると喜びます
仕込まれた笑いよりも偶発性の出来事の方が面白いですからねぇ
ライブ中に蜂が大量発生したり 雷が爆音を轟かせたり
いろいろありました どれもこれも懐かしい思い出です
私はBig Riversを結成するにあたって
メンバーは全員超一流のプロに絞りました
そんなメンバーにしごかれないと上手くなりません 文化祭じゃあるまいし
アマチュア同士でどんぐりの背比べをしていたら今の私はないでしょう
最初はメンバーに全然付いて行けなくて情けなかったのですが
絶対いつか上手くなってやると必死で練習しました
今でも相変わらず下手糞ですが なんだかんだ言いながら
同じメンバーで10年やってこれたのは幸せでした
それもこれもメンバーたちの優しさと厳しさのお蔭でしょう
私の歌詞の覚え方のひとつとして 携帯に歌詞を入れておいて
散歩に出かけながら歌詞を口ずむ方法があります
忘れたら携帯を見て確認します そうすると面白い現象が起こります
実際に歌って練習する時 歌詞の内容とは関係なく
その歌詞を口ずさみながら歩いていた場所の景色が
必ず脳裏に浮かぶのです 坂道だったり 池だったり 川だったり
鯉だったり どんぐりだったり・・・・・・・
話は変わりますが 高校生のある頃
家に帰ってフィービースノウのサンフランシスコベイブルースというLPを聴きながら青リンゴを食べるという 変な習慣がありました
たぶんその時家に青リンゴが大量にあったのでしょう
それ以来 フィービースノウを聴くと必ず青リンゴを
また青リンゴを食べると彼女を思い出します
彼女のブルースは軽くてけだるいのです
どこかボサノバのような雰囲気があるブルースなのです
それが青リンゴの味と似ていたのかもしれません
障害児の娘のために 一線を退き 娘に人生を捧げた彼女
心は愛に満ち溢れていたのですね
2025年2月19日(水)
東京ライブまであと55日 西宮ライブまであと60日
★私のやり方★
差し当たり今の練習目標は23日sunのWest Big Rivers のリハまでに
セットリスト13曲を自分のものにしておくことです
今日は一番新曲「西宮」の導入部分8小節を数時間練習しました
何回唄っても飽きない素朴なメロディと歌詞です
新曲を覚える時は とにかく何時間でも 同じ歌を 同じ個所を 唄うことです
もう覚えたと確信してからも更に1時間は唄うことです
そうすると翌日から楽です
今の私は半年毎に東京と西宮のツアーを慣行しています
従って準備に半年かけるというわけです
まず次回のツアーでは何を唄おうかとのセットリストを考えます
東京のお客さんは付き合いが長いミュージシャンが多いので
私が何を唄おうと楽しんでくれます
いやむしろ東京時代は私のオリジナルのみを歌ってきましたので
何度も歌ってきた代表的なオリジナル曲には慣れて親しみを持って聴いてくれます
西宮の同級生たちは一般のいわゆる本当のお客さんで
私のオリジナル曲はもちろんブルースの名曲やジャズのスタンダードにも
馴染みがありません しかも私と同い年の66歳です そこで
同級生たちが喜んでくれそうな西宮や家族愛などを
テーマにした曲を厳選して唄うことにしています
半年間たっぷり時間をかけて準備するので選曲や編曲は何度でもやり直します
半年かけて映画や芝居をつくるような感覚です
出来れば半年ごとではなくもっと頻繁にライブをやりたいのですが
ライブ=集客で お客さんが来てくれないと成立しません
私のように売れていないミュージシャンは自分で集客するしかないのです
関西で私のお客さんを増やすこと それが今後の大きな課題です
その為にもWest Big Riversを継続させることが重要です
そのリハが4日後にあるわけで大きな期待と責任を感じます
お客さんを増やすにはどうすればよいのでしょうか
練習に励み感動できるライブをすることと
ひとりひとりのお客さんを大切にしつつ
深追いせず適度な距離を保つことです
中には私のライブが性に合わない人もいるはずです
全ての人に好かれる音楽などありえません
気に入ってくれた人には心より感謝することです
それを地道に頑張れば友達を連れて来てくれて
お客さんの輪が広がると信じます
人様からお金を頂いてライブするのに歌詞を見ながら唄ってはいけません
歌詞を覚えていない曲は人前で唄わないことです
どうしてもその曲を唄いたいのであれば歌詞を覚えるしかありません
これは私の信念であり 他人が歌詞を見ながら唄おうとどうでもいいです
あくまで私の生き方です
私の理想像としての歌手とは
とてつもない声量かつ繊細なコントロールを持ち合わせており
歌詞の世界を芝居のように演じることが出来る
とてつもなく大きい存在感の歌手です
それは歌詞を見ながらでは無理です
ハーモニカは美しさと哀愁と激しさを兼ね備えた上で
童謡とブルースの両面を愛し黒いフィーリングを表現することが目標です
歌もハーモニカも その他全ての音楽において大切なのはリズム感です
体全体でリズムを感じないとミュージシャンにはなれません
人のライブを鑑賞するときでも必ずリズムを体で感じています
歌詞は 男女の愛・家族愛・友情などの愛情物語
そして宇宙・地球・空・海・山などの自然賛歌 を綴りたいです
作曲は 素朴で美しいものや スケールの大きなもの
そして心地よいブルースを表現したいです
東西Big Rivers とは別に独り芝居的ライブもやりたいです
歌とハーモニカを挟みながらの語り部です
これを極めたら独りでどこででも出来ます
練習に身が入るよう具体的にそのライブを企画します
Big River を閉店し西宮に帰ってからの第一回目Big Riversライブ
それは東京沼袋オルガンジャズクラブで行いました
店の広さと音響がBig River とは違うのでリハで喉を壊してしまい
初めての上京ライブ2日間は声が出ないまま敢行しました
思うように歌えないので自分で自分に腹が立ち反省しました
これがいい経験になり その後喉に負担をかけない唄い方を習得しました
私の場合 声の調子の一つの尺度はオリジナル曲「抱きしめ」です
とりあえずこれの出だしを唄ってみると声の調子がわかります
これは昔はとても苦しく喉に負担をかける曲でしたが
今はどちらかというと楽に歌える部類の曲になりました
それもこれも喉を潰して後 楽に声を出す方法を習得したからです
そういう意味でもBig Riverを閉店して良かったのかも知れません
Big Riverを営業しつづけていたら他の場所で唄わないので
声のコントロールを身に付けるのがもっと遅れていたでしょう
私特有の一日の歌い始めのウォーミングアップがあります
それは語ることです 幸い私は語りだけの曲も沢山作っており
それをライブで一曲挟むことにしていますので まずそれから始めます
その後 まだ喉が開いていない午前中であれば
出来るだけ声量を要しない曲から歌って 徐々に迫力ある曲に移し
最後は思い切りロングトーンして終わる感じです
語る曲がない時は歌詞をうる覚えの曲を大声で朗読するといいです
喉のケアについてもうひとつ大切なのは無理に咳をしないことです
喉に痰がからんだり 喉がイガイガしても 出来るだけ咳をしないこと
もしするとしても小さく軽くすることです 咳は喉を傷つけます
ライブ本番最中のMCでは大声を出さないようにすることも大切です
喋ると唄うは喉の使い方が全然違うのでマイクを唄う時よりも近づけて
ボソボソっと喋るべきです 大声で笑うのもいけません
声のコントロールが出来ていても 加齢とともに声が出にくくなるはずです
私は57歳から唄い始めたので 今が一番声が出ていると思います
20歳くらいから唄っていたら
ピークを過ぎて下降線をたどっているころでしょう
加齢による音域の狭化はどうしようもありません
その時の年齢にあった曲を唄うしかないでしょう
でもいつまでも毎日練習し続けていたら
その狭化は遅らすことが出来るはずです
その為にも日々の練習を怠らないことです
2025年2月18日(火)
東京ライブまであと56日 西宮ライブまであと61日
★東京と西宮★
東京で2公演 西宮で1公演の4月ライブに向けて練習と準備をする毎日
主催と主演である私は集客活動もしなければいけません
東京公演は有難いことに東中野Big Riverのお客さんだった人達が来てくれます
Big Riverを経営して一番の収穫は人との繋がりです
沢山のミュージシャンやお客さんと仲の良い友達になれたことは
お金では買えない財産です
声をかけたら快く出演してくれるミュージシャンと
声をかけたら快く来てくれるお客さんが居るからライブが出来るのです
そんな人たちに感謝し 期待を裏切らず毎回感動してもらえるような
ライブをすることが私の使命と信じ毎日練習しています
一方 西宮公演では
20年間東京に居て留守にしていた私が
突然 場末の無名ミュージシャンとなり帰って来てもお客さんなど居ようはずがありません
私に残されている人脈は幼馴染だけです
幸い私は中3の時の同級生と仲が良いです
20年振りに声をかけても二つ返事で来てくれるような人は
その同級生たちしかいません
もし同級生という存在がなかったら 西宮公演を企画していないでしょう
東京のお客さんは長年私のライブに来てくれた人たちであり
その殆どがミュージシャンや熱烈な音楽ファンのお客さんです
私の音楽を知ったうえで聴きに来てくれる人たちばかりで
私独自のオリジナル曲にも愛着を持ってくれています
でも西宮の同級生たちにとって私はミュージシャンではなく
単なる同級生のひとりにすぎません
言わば ドラえもんのじゃいあんリサイタルですね
「あの大川君が歌を唄うらしいから 聴きに行ってあげようか」
と言ったノリでしょう
老後の趣味で歌っているアマチュア歌手か
カラオケボックスの延長ぐらいにしか思っていなかったでしょう
そこで とにかく論より証拠 私の歌を聴いて貰おうと
去年10月無料でライブを開き 皆を招待しました
ギターの木村匡夫さんの来阪に合わせて彼に共演を依頼しました
Big River時代の仲間で今は関西に住んでいる人たちも
連絡すると駆けつけてくれました
結果 皆さん楽しんでくれたようでした
さて次は 関西のミュージシャンと 定着ユニットを作って
東京のBig Riversに負けない最高のライブをやりたい との欲が出てきました
そこで畑ひろし・橋本裕の両ギタリストにお願いして
「West Big Rivers」として4月にやります
これを機に東京のユニットは「East Big Rivers」 と改名しました
今度の日曜 2月23日 その初リハーサルをやります
おふたりとも私の歌もハーモニカも聴いたことがありません
本番当日リハの前にどうしてもお手合わせしておきたかったのです
今回は同級生たちにいきなりブルースライブはとっつきにくいので
普段よりブルース色が薄い選曲です
本来私はジャンルに拘らずどんな曲でも歌う主義ですが
両ギタリストにとってはどうでしょうか?
ともあれ私は私の歌を精いっぱい歌うだけです
その為に毎日練習しているのです
全てはリハーサルをやってみれば分かることです
同級生時代の担任先生は前回の無料ライブに来れなかったので
今回こそは来てほしいと思い お誘いの電話をしましたが
「呑み会なら行きたいがライブは行きたくない」との御返事でした
これはさすがに残念で悲しいですが無理強いはやめておきます
東京を離れる時に 急遽 心臓の手術を受けました
それからというもの 歌えなくなる日は突然やってくるのだろうと
実感しました
だから今回のライブで全部を出し切らないと次回はないかも知れない
そう思って選曲すると非常に内容の濃い曲群になりました
いつも息抜き的な曲も挟むのですが今回は全曲がメインテーマ的です
何度も変更を繰り返した選曲ですが一応落ち着いた感があります
もうどの曲を省くことも 新たに追加することもできない程の完成度です
お客さんへのサービスも考慮して今の私が最も歌いたい13曲となりました
したがって曲順が入れ替わっても差ほど問題がなく
どの曲をラストに持って来ても大丈夫なほど
全ての曲が素晴らしいとの自己満足ぶりです
古い私のお客さんがびっくりするような
斬新で冒険的で挑戦的な選曲でもあります
後は一曲一曲を本番までに熟成させるだけです
この13曲に関しては宇宙一上手いと思わせるほどの
熟成度に到達しなければいけません
ロングトーン シャウト ダイナミクス などにおいて
今回から新しいやり方を試みています
体力を消耗させずに持久力を保ち
聴き手に安心感と安らぎを与えたうえで
以前のようなパワフルさは失われずにいなければいけません
敢えて言えば獣が自分の体内に声を上手く響かせて
苦しそうにではなく自然体で発する遠吠えや咆哮です
ロングトーンは狼のように シャウトは虎のようにというわけです
それは歌えば歌うほど調子が良くなる唱法です
それともうひとつ今回から特に強く心がけているのは
私が日本人だということです
ブルースに根差していても 和のテイストを感じるような音楽にしたい
別に邦楽的要素を取り入れるわけではありません
以前から日本語で唄うように心がけていますが
言葉だけの問題ではなく
体内に流れている血を濁さずに素直に表現したいのです
それは飾らない自分とでもいうべきでしょうか?
そしてもう新曲は作らず 今ある200曲をもう一度熟成させようと思います
新曲作りは労力を使いストレスが溜まるのに
ついついアイデアが湧いて出て作りたくなってしまうのです
今の自分なら昔のオリジナル曲に
新しい命を吹きかけることが出来ると信じて
新曲作りはしばし休業します
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